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痛風

神宮前整形外科痛風

痛風とは

痛風は男性に多い病気で、血液中の尿酸が体内で結晶となり、主に足の親指のつけ根などが炎症によって突然激しい痛みが出ます。痛みは24時間でピークを迎え1〜2週間で落ち着きますが、放置すると重大な病気につながる恐れもあります。

痛風の主な原因

痛風の原因は血液中の尿酸が体内で結晶化してしまう事にあります。尿酸とは体内でプリン体が分解される過程で産生されますが、体内に取り込まれるプリン体の量が過剰に多すぎたり、腎臓から排出される尿酸の量が少ないと高尿酸血症(血清尿酸値が7.0mg/dl以上)となり痛風が起こりやすくなります。

不健康な食生活や運動不足が招く病気というイメージがありますが、健康志向の強い人でも痛風になる事があるので遺伝的な要因も大きいと言われています。ただし痛風の予防には生活習慣の改善が効果的なのでプリン体の摂取は控え、適度な運動をする事が大切です。

痛風における治療方針

痛風になるとあまりの激痛に靴を履くことすらままならなくなる事もあるため、できるだけ早く炎症を抑えるようにする事が大切です。そこでまずは痛みが消失するまで非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、もしくはステロイドやコルヒチンを中心に薬物療法を行います。
その後は食生活を中心に生活習慣の改善を指導します。

あまりの激痛で当院に来るまでにご自身で少しでも痛みを抑制したい場合はアイシング(氷と水を入れた氷嚢やアイスパックをタオルなどで巻く)を20分程度行ったり、患部を高いところに上げ血液が流れにくくするなどが効果的です。

ただし、入浴やマッサージは厳禁です。炎症が悪化します。どちらにしても、すぐにご来院いただき正しい治療とアドバイスを受ける事をおすすめします。

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