スポーツ外傷
スポーツ外傷とは
スポーツ外傷とは、運動中に突発的に起きた骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れ、靭帯損傷などによる怪我です。早期に適切な処置を行わなかった場合、障害として残る事もありますので、我慢せずにすぐに診察を受ける事が大切です。
スポーツ外傷の主な原因
スポーツ外傷は、プレー中に明らかに外からの力がかかった事で身体の組織が損傷した状態をさします。特に小学生〜高校生などの成長期に運動系の部活に所属している場合、野球やテニス、サッカーにバレーなど様々なスポーツで外傷を負う事があります。
また、最近では登山やウォーキングをするシニアの方々も増えましたが、そこで足首をひねって捻挫してしまう方も増えてきました。
一時的なケガだと思い診察を受けない方もいますが、スポーツ外傷を繰り返すと慢性的な障害として後遺症になってしまう事もあります。
スポーツ外傷における治療方針
これまで、部活の大会が近いために肘が痛いのに無理をしてプレーを続けた結果肘の痛みでネクタイが結べなくなった野球部の高校生や、若い頃捻挫した時に痛み止めだけの薬しか処方されず10年後に生活に支障が出た40代の男性、登山で膝を痛め他の整形外科で「もう治らない」と言われた70代の女性など、様々な患者さんを診てきました。
みなさんに共通していたのは、最初に適切な診察と処置を受けていればここまで悪化しなかったという事。当院では専門的な診察と処置、必要であれば筋力アップや減量のアドバイス、そしてリハビリテーションで将来に悔いを残さない治療を心がけていきます。