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椎間板ヘルニア

神宮前整形外科椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が変性し、組織の一部が飛びだすことをいいます。この時飛び出した椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。

椎間板ヘルニアの主な原因

腰椎椎間板ヘルニアは、多くの場合日々の生活の中で椎間板への負担が積み重なり発症します。長時間の車の運転や中腰での作業、重いものを持つなど、腰に負担のかかりやすい生活を送っている人ほど腰椎疾患を発症しやすいと言えるでしょう。

特に男性の場合、職業ドライバーや金属・機械業就労者はホワイトカラーの就労者に比べ、約3倍腰椎椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。

また、 喫煙・遺伝なども腰椎椎間板ヘルニアの発症に影響があると言われています。

椎間板ヘルニアにおける治療方針

椎間板ヘルニアの多くは数か月で自然に小さくなり、症状が軽くなると言われています。飛び出した椎間板ヘルニアが完全に無くならなくても、神経に当たらなくなったり、押されていた神経の炎症が治まったりすると症状は軽くなると考えられます。症状が出てから間もない場合には、症状を和らげる治療(痛み止めや炎症を抑える薬、ブロック注射)が中心になります。

症状が長く続く場合(3ヶ月以上)や、症状が出てからの期間が短くても痛みやしびれが強くて日常生活や仕事に支障がある場合には、ヘルニアを小さくする治療(手術など)を検討することになります。手術が必要かどうかは、痛みやしびれでどれだけ困っているか、何を望むかによって決まります。ずっと痛み止めを飲み続けるのは嫌だという方もいれば、手術はどうしても受けたくないという方もいます。手術を受けると痛みはすぐに大幅に軽くなることがほとんどですが、リスクやデメリットもありますので、医師と相談して方針を決めることになります。

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